松本 周子(児童指導員)

松本 周子(児童指導員)

平成28年
25歳
関西福祉大学卒
児童養護施設さくらこども学園 所属

現在の仕事内容

児童指導員として就職し現在4年目になりました。主に小学生から高校生の女の子を担当しています。一緒に買い物に行き、自立訓練の一環として皆で調理実習をしたりと、子ども達が毎日、健康で安全な生活が送れるよう年齢に応じた支援をしています。そして今では、夢を実現できるよう進路指導をし、子どもだけでなく保護者や子ども家庭センター、学校などの関係機関と連携し退所後も定期的に連絡をし、家庭訪問を行い、その都度必要に応じ支援を行っています。

仕事のやりがい

退所後に施設に遊びに来てくれた際に、あの時のあの言葉を今でも覚えている、あの時励ましてくれたから今があるといった感謝の言葉が聞けることが一番のやりがいです。子ども達が一生懸命に取り組むことに対し応援し続けられる事、昨日出来ていなかったことが今日は出来ていた事、ほんの少しの成長ですが本当にうれしく思います。見返りを求める仕事ではありませんが、自分の取り組んできたことは間違いではなかった、子ども達の将来に関わるお手伝いが出来たことに有難さを感じ、これからも頑張ろうと改めて思える機会であります。

この会社に決めた理由

もともと子どもが好きだったこと、そして人の役に立ちたい、将来に繋がるお手伝いが出来ればと思ったのがきっかけです。そして、この施設は先輩職員、後輩職員共にチームワークが抜群です。困った際はたくさんのアドバイスももらえます。

未来の後輩へのメッセージ

他人同士の集団生活なので、人それぞれ考えも違えば、価値観も違うのでトラブルは頻繁に起こります。自分はなぜ施設にいるのかを自問自答している子どもたちが多く、楽しそうに笑っていても抱えている問題はとても大きなものです。子どもと大人で立場も違えば、育ってきた環境も違います。そのような中で生活を共にするので、小さな配慮や観察力が必要となってきます。日々子どもの様子を観察し、時には個別の時間を取りゆっくりと子どもと接することも必要となってきます。時間も労力も必要ですが子どもたちは大人を見ています。お手本となるようにと日々努力しています。何よりも、自分自身を発揮できる場、そしてとても成長が出来る場でもあります。毎日、子ども達のにこにこ笑顔に日々パワーを貰える最高の職場です。